【中国新聞】自主防災、意識や訓練を語る:広島市

広島県広島市で開催された、県内の自主防災組織の活性化を図る交流会についてのニュースです。


自主防災、意識や訓練を語る – 中国新聞

 災害時に備えて広島県内の自主防災組織の活性化を図る交流会が18日、広島市安佐南区の広島経済大であった。11市町の住民組織の代表や防災関係者たち約80人が、効果的な防災訓練の在り方や住民意識を高めるための方法について意見交換した。

 東日本大震災や台風など全国的に災害が相次ぐ中、県が初めて企画。交流会では、参加者が8グループに分かれ、テーマごとに課題と解決策を話し合って発表した。

 防災訓練をテーマにしたグループは、訓練内容や参加者がマンネリ化しているとの認識で一致した。夜間や荒天時、備蓄物資のない状況での発生など、さまざまな想定での訓練を提案した。

 住民意識の向上や訓練の参加者の増加につなげるため、とんど祭りや敬老会など地域行事と訓練を一緒に開くべきだと指摘するグループも相次いだ。